ニキビ

ニキビについて

ニキビには2つの因子が関係して生じます。1.皮脂腺からの皮脂の分泌が盛んになること、2.毛穴の出口が硬くなること(異常角化)です。これらには男性ホルモンやアクネ桿菌が大きく関係します。若年性のニキビでは主に 1.の皮脂の分泌が盛んになることが大きな要因となります。それは成長ホルモンの影響で皮脂が過剰に分泌されやすい状態にあるからなのです。大人のニキビでは2の異常角化とホルモンバランスが大きく関係してきます。また、ストレスや不規則な生活などいろいろな要因が複雑に絡み合い、治りにくいのが特徴です。それらがニキビにどう影響するかというと、ホルモンバランスの乱れや食事の偏り、ストレスや紫外線、アクネ桿菌などにより活性酸素が生じます。その活性酸素が皮膚に炎症を起こし、ニキビを作るといわれています。また、この活性酸素により肌の抵抗力が劣るため、角質の皮脂を押し出す力も弱まり、異常角化を起こすとも考えられます。大人のニキビではいかに活性酸素を抑えるかが治療の鍵となります。

くすみ・美白について

できてしまったニキビはいかに早く、跡にならないようにするかが問題となります。赤く炎症期にある膿性のニキビはケミカルピーリングやビタミンの超音波イオン導入トレチノイン軟膏(ビタミン軟膏Aの一つ)とビタミンCローションによる自宅ケア、内服療法を組み合わせて行います。ストレス性のニキビには活性酸素を除去する目的で、コエンザイムQ10注射も行います。また、男性ホルモンの影響で悪化するニキビにはホルモン療法を行います。また、生理不順など婦人科系に疾患がある時にニキビが増悪することもあります。このような場合にはホルモンチェックを行い、漢方の併用も行っています。

治療方法